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東西に細長い領土が続くチロル地方で途中一番細く、くびれたところに有る町がザンクト・アントンです。
インスブルグから列車で西へ1時間位のところに有ります。
スキー場で世界的にも有名で、冬季は大賑わいします。オーストリアでは西のザンクト・アントンか東のキッツビュールかと言われる位の名門のスキー場です。
ザンクト・アントンの駅は200年に新しく建てかえ、近代的な駅舎となっています。
ただ、あまりにも近代的な建築のためか、私には周囲の長閑なアルプスの景色と馴染まない感じがしましたが・・・。
ザンクト・アントンの展望台へは、町のはずれ、と言っても500m位の所から出ているガルツィヒバーンGalzigbahnというロープウエーに乗ります。途中2回ロープウエーとゴンドラリフトを乗り継いでヴァルーガ山頂Vallugagipfel(2809m)へ到着します。最後のゴンドラリフトは小さな箱状のロープウエーで、数人しか乗れません。

展望台からは、360度ぐるり大パノラナが展開します。チロルの山はもとより、スイスの山々が直ぐ前に見えます。谷と反対方向にはドイツの山です。
行きに乗った小さなゴンドラリフトで、ヴァルーガグラートVallugagrat(2646m)へ戻り、トレッキングを開始する事としました。
ところがヴァルーガグラートの周辺の積雪が多く、下るルートがハッキリしません。止む無くこの下のガルツィックGalzig(2082m)をスタート地点とすることにしました。
ガルツィックGalzig(2082m)のロープウエー駅に戻りトレッキングの開始です。
もともとこの一帯はスキーコースの真っ只中で、すべて木は切り倒され草原化されています。
近くには運休している冬季用のリフトがあちこちに見られます。
少し、草原が荒れているようです。
ハイキングとしては趣がないようなので、スキー場から離れ、ガルツィヒバーンGalzigbahnに沿ってセンヒュッテSennhutteを経由しザンクト・アントンの駅まで歩くことにしました。
ガルツィヒバーンGalzigbahnからセンヒュッテSennhutte付近までは、今までと趣ががらりと変わり、沢山の高山植物が咲乱れていました。
何度も、何度も立ち止まっては花を眺め、麓迄のんびりとした山歩きとなりました。


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