ツェルマット〜リッフェルアルプ

朝靄のなかのマッターホルン(左)とダン・ブランシュ(Dent Blanche 4,357m)

1865年7月13日午前5時半マッターホルンを目指し一向8人のパーティがツェルマットを出発しました。
一行は、クロ(ガイド頭)、ペーター(ツェルマットのガイド)、その息子2人、フランシス・ダグラス卿(2日前にブルイユで知り合ったイギリス人で経験豊かな登山家)、 チャールズ・ハドスン(出発前日たまたまウインパーと同じ宿に泊まり、同じ翌日にマッターホルンを目指し出発する予定であった為、合流する事と成った登山家)、ハドウ(ハドスンの友人、登山歴が浅い)、そしてウインパーのメンバーです。
このように前日に偶然の組み合わせでパーティが編成されました。そして運命の登頂は始ったのです。