ツェルマット〜リッフェルアルプ

バイスホルン(weisshorn 4,505m)手前はメッテルホルン(mettelhorn 3,406m)

第1日目は、ヘルンリとマッターホルンとを結んでいる山稜づたいに登っていきました。
そこから尾根を外れて、岩棚を伝いながら東壁へ向かいました。そして麓からは急角度の為、登攀不可能に見えていたあたりが、比較的やさしい地形である事がわかりました。
翌日は、順調に高度を稼ぎ、ツェルマットから眺めるとオーバーハングとも見える部分の下を通り、北壁へ取り付きました。
北壁に登ると様子が変り、ルートは難しくなってきました。
「ハドソンは、誰の手助けも借りずに登っていったが、ハドウは、 絶えずだれかに手を借りる必要があった。」(「アルプス登攀記」・講談社刊)