ツェルマット〜リッフェルアルプ

シンプロントンネルを抜けると商業・交通の要所ブリークで降り、駅前広場よりBVZ(私鉄)に乗り換えフィスブに向かいます。
フィスブからフィスパ川に沿ってマッタンタール谷に入って行きます。
ブリークよりマッターホルンまでの標高差900mを1時間20分かけ登って行きます。 谷を登って行くにつれ、谷の幅も狭くなって行きます。
川の流れは速く、あちこちの氷河から溶けだした水が一気にこの川に流れ込んでいます。水の色は白濁色です。石灰岩を含んだ水だそうです。
車内のあちこちでは、マッターホルンの登場をいまか、いまかと待ち望んで列車の行く手を見つめています。 やはり千両役者は最後に登場するようです。マッターホルンは、終点直前で初めてその雄姿を見せました。